熊本県和水町立中学校3年男子がいじめで自殺

熊本の和水の中3男子がいじめで自殺した事件は、当初、学校がいじめはなかったなどと結論を出していましいた。自殺した生徒の父親は、いじめは断じて許せないと怒りをあらわにしています。この事件では、学校が早いうちからいじめがなかったと一方的に結論づけたことが問題になっています。この決定が何が根拠なのかまったくわからず経緯も不詳です。中3男子の自殺には、いじめ直接原因は否定できると発表したのは、熊本の和水町教育長ですが、これはきわめて不自然な流れです。この件について、町議会で11日、自殺といじめとの関連の有無について一般質問がありましたが、この質疑応答で、町教育長は「からかいや意地悪、悪ふざけのいじめがあったのは事実」と認めているのです。にもかかわらず、自殺といじめの因果関係には直接原因はないと主張したのです。これはたいへん矛盾した答弁であるといえます。この男子生徒が他の生徒から石を投げられたり、女子トイレにスリッパを投げ込まれるなどのいじめを受けていたのはまぎれもない事実なのです。しかし、井上忠勝町教育長は精査した中ではいじめが自殺の直接原因ではないなどと主張し、それが揺るぎない信念とまで発言しているのです。そもそも信念というのは個人の心情や人生観のことであって、いじめ事件という犯罪を捜査して出てくる事実とは無関係な言葉です。この教育長は何を考えているのでしょうか。

町教育長の真実

自殺した男子生徒の両親らは12日、町長宛てに原因調査のための第三者委員会の設置を求め要望書を提出しました。中学校3年の男子生徒が自殺したのですから、それ相応の原因があったはずです。そして、いじめの実態が明らかになっている以上はいじめた犯罪者がいるのです。いじめっ子が誰なのかを明確にすべきです。女子トイレに被害者のスリッパを誰が投げ込んだのか、誰が石をこの男子生徒に投げたのか、学校はすべてを調査して、犯人を警察に突き出すべきではないでしょうか。いじめは犯罪です。刑法に違反する犯罪を働いた犯人を学校は隠蔽するというのでしょうか。男子生徒の父親が町長へ第三者委員会設置の請願書を提出しましたが、町長は真摯に受け止めて、犯人を捜査して、服役をさせるべきです。民法においても慰謝料を請求して責任をとらせなければなりません。いじめ行為を働いた生徒の保護者には重大な責任があるのですから、まずそれを追求していくべきです。弁護士と会見に臨んだ男子生徒の父親は「いじめは断じて許せない」とコメントしています。男子生徒は、筆箱を切り刻まれたり、自宅の生徒の部屋のホワイトボードに女性の名前が隅から隅まで書かれる嫌がらせも受けたそうです。

男子生徒の母親は、いま病気療養中であり、身を引き裂かれんばかりの痛恨の極みで眠れない日々を過ごしているといいます。自殺した男子生徒は勉強が好きで将来の夢は科学者だったそうです。この勉強が好きなまじめな生徒の命を奪う権利は誰にもなかったのです。死亡する直前も机に向かっていたという男子生徒がなぜ死ななければならなかったのか。町教育長は悪ふざけなどがあったと、この犯罪行為を「悪ふざけ」呼ばわりしたのです。人を自殺に追い込む嫌がらせが「悪ふざけ」とはよく言ったものです。これは、からかいとか意地悪とか表現の問題をこえた犯罪行為です。井上忠勝町教育長はまったく誠意を持たずに教師と学校を守るため対応してきたことがわかります。第三者委員会の設置にも反対しているとされ、この人物の責任はきわめて重大です。即刻、辞任させるべき人物であるといえるのではないでしょうか。いまだに他の生徒の心の動揺への配慮を最優先するなどという寝ぼけたことをいっているようです。自殺した生徒とその家族の心などどうなってもいいというのでしょうか。まったく憤慨すべき事件だと思います。教育委員会制度など廃止すべきなのではないかとさえ思います。


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